第2話 正夢

高校生の頃にいつも行っていた喫茶店で、「さてそろそろ帰ろうかなぁ・・・」とオートバイのヘルメットを手に取ると、 喫茶店にいた同級生の女の子が「純、気を付けて帰ってね・・・」と、 ちょっと気になる言い方をしました。
「なんだよ・・・気になる言い方をするなぁ・・」と言うと、
「だって、昨日の夢見がわるかったんだもの・・・」と言います。
聞くと、昨日彼女の夢の中で僕がバイクに乗っていて、白い大きな犬を轢いたらしいんです・・・。
昨夜、彼女がその夢を見ていた頃、僕はバイクに乗って家に帰る途中に白い大きな犬を危なく轢きそうになって、ギリギリでかわしました。
そんな事って、有るんだよね・・・
どうしてか判らないけど・・・・
僕は、正夢って見た覚えが無いけど、うちのお袋は結構夢が当たったらしい・・・。

 

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