第10話 Healing2 電気と各種の現象
不思議な生活が当たり前の事の様に感じながらオキナワで生活を続けていました。
Healingをすると、ちょっと貧血の様に自分の脈拍が落ちて多分血圧も落ちて、ちょっと息が苦しく(無意識に呼吸数も減っている)なってくるのを感じます。
それと、手を触れている患部だけではなく自分自身も側にいる人もその辺り一帯が異常に暑くなります。
喫茶店で友人達と話をしていて、自分達のテーブルだけ暑くて皆半袖になってもまだ汗をかいているのに、ちょっと回りを見渡すと他の客はセーターや背広を着ているのに平気な顔をしてる事もしょっちゅうでしたし、ひどい時は、「熱くてJunの側に寄れない」とまで言われた事も何度かあります。
ある日カウンターに座っていると、何もしていないのに脈拍が下がり貧血になったようないつもの感覚が感じるのです。
「変だなぁ・・」と思い回りを見渡しましたが、思い当たる友人は居ません。
(時々、ウエイトレスが「あぁ、今日は疲れたぁ・・」と言って勝手に僕の背中に触っていたりする事があるのですが・・・(笑)でも、カウンターに一人で座っている女性がなぜかとても気になるのです。
その若い女性は時々カウンターのウエイトレスと親しそうに話しているので、ウエイトレスに事情を話し、紹介してもらいました。
ボックス席に移り、事情を話すと彼女は、自分が抱えている問題を話し始めました。
彼女の友人がボーイフレンドのオートバイの後ろに乗っていて事故で亡くなったのだそうです。
絵を描くその女性は、亡くなった友達をモデルにして油絵を描いていたのですが、彼女が亡くなった途端に自分の使っていた油絵の道具がすべて自分の部屋からあとかたもなく無くなってしまったと言うのです。
絵は、勿論未完成です。
その相談をする為に友達がウエイトレスをしているこの喫茶店に来たのだと言うのです。
そして、そこで僕に会ったという訳です。
でも、僕には何も出来ません。
だから(?)彼女にちょっと実験をさせてもらいました。
彼女に目をつぶってもらって、テーブルを挟んだこっち側から僕が彼女の体のどこかを指差すのです。
何度やっても彼女は僕がどこを指差しているか見事に当てます。
しまいには、目をつぶったまま僕の指を掴む事までしました。
「どうして解るの?」と聞くと
「ある一点だけ異常に熱くなる」と言うのです。
そして、目をつぶったままでその熱い部分をたどっていくと僕の指が有ったのだそうです。
つまり、1m位離れた状態で、相手に何らかの刺激を与えている訳です。
これは、後で書こうと思いますが、中国の大学で東洋医学を学んだ針の先生の友人が居ます。
彼の話では、東洋医学では針による物理的刺激の次に物質(針)を使わずに患者に刺激を与える事を練習するのだそうです。
それを気功と呼ぶか、ハンドパワーと呼ぶか、Healingと呼ぶかは単なる言葉の違いだと思います。
熱を伴った「何らかの刺激」が手から(時には体全体から)出ているのでしょう。
それが、患部に何らかの影響を与えている訳です。
(針治療に保険が利くようになった現在では、そこまでは何とか頭でも理解できます)
その「なんらかの刺激」が何なのか良く分かりません。(どうやったら出るのかも・・・)
でも、多くの人は僕(や他のHealer)が両手を15cm位離して手のひらを向かい合わせた真ん中に手を入れると、 かゆいような、しびれるようなチクチクするような弱電気風の刺激を感じると言います。
針治療でも最近は針に電気を流す治療が多いようです。
Healerの手から出てるものは一種の電気なのではないでしょうか?
電気って不思議な物質(?)で、電流の高周波なものが電波で、電波をもっと高周波にすると光になります。
目に映るものは、みな「光」です。
その光を、網膜から電気信号で脳に伝えます。
空気の振動を鼓膜が電気信号にして、神経と言う名の電線を通って脳に伝えます。
その電線(神経)に、外部から何らかの他の信号が加えられたら、 実際に網膜には映っていないのに、鼓膜は振動していないのに、脳はその外部からの電気信号によって 鼓膜がある一定の周波数で振動している、網膜がある種の光を受け取っていると解釈する事はないでしょうか?
この画面も、実際に僕が紙に書いたものではなく単なる電気信号です。
僕の他のページの写真も実際には単なる電気信号です。
ただ、それをモニターが光にして、その光が網膜で受け取ってそれをまた電気信号に変えて脳に伝えている訳です。
いつかモニターやスピーカーがどんどん進化したら、 実際に画面に映し出してそれを網膜に光にして送らなくとも、直接視神経にデータを送り込んで網膜に映し出されているかの様に錯覚させる事が出来るようになるのではないかと思います。
スピーカーも一緒ですよね。
直接聴覚の神経にデータを送れるなら、実際に空気を振動させる必要は無い訳です。
えーとっ、何を言いたいかと言うと「霊」ってそんなもんじゃないかと思うのです。
実際に網膜に光として映っているものではなく、特定の人の視神経に外部から侵入して来た電気信号なのではないかと・・・。
実際に聞こえるのではなく(空気の振動では無く)、聴覚神経に外部から与えられた電気信号なのではないかと・・・。
だから触れない(物質として存在していない)のではないかと・・・。
単なる電気信号だから・・・。
どうやるのかは解りません。
でも、一理あると思うのです。
Healerが(Healerだけじゃなく)体から何らかの電気信号を出して、その電気が相手に刺激を与え、それで治癒しているとすれば、人間の体は何らかの電気を発生していると思えます。
そして、その「電気を発生しているもの」が肉体の器官以外だと仮定すれば、肉体を失った後も電気を発生する事は考えられます。
そして、それ(電気)が強くなるとギターの絃や高圧電線の様に他の同様のものを共鳴させているのだとすれば・・・。
強い電気(つよい精神的ショック)を発生して肉体を失った後に、その残った強い電気が電磁界としてその場に残ったとしたら・・・。
そして、その場に残った強い電気が、そこに近づく同種のもの(人間の神経)を共鳴させて、 共鳴させられた神経の信号を脳が実際に網膜や鼓膜からの電気信号と判断したとしたら・・・。
単なる僕の仮定です。突っ込んで考えると解らない事だらけですが、 なんだかとっても「電気」にキーがある様な気がして仕方無いのです。
