第47話 坂PONの友人
友人の坂PONから送られてきた[坂PONの不思議な話や当たり前の話 その2」です。
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これは仲のいい友達の話です。
仲のいい夫婦の奥さんの方が、わりと霊的なものを感じやすい人です。
でも目で見たことはないそうです。
“聞こえる”もしくは“感じる”ようです。
怪談をしているわけでもなく「友達が事故にあって死んでしまった」などの話をしているとだんだん顔がこわばってきます。
ひどいときには本人の意思とは関係なく涙が溢れてくるようなときもあります。
そして詳しく話してもいないし、知っている人でもないのに、その事故で死んだ人の髪型や服装など、その人のなりを
「その人ってこれこれこういう感じの人じゃない?」などというのです。
そしてそれがズバリと当たる。
この人に聞くと、涙が止まらなくなるときなどは、その事故の人の悲しみのような感情が自分の中に入ってくるような感じになるそうです。
まるで自分が体験したかのようにその悲しみを自分のもののように感じるそうです。
自分の感情がその話しに入り込みすぎてとかいうものではなく、明らかに自分以外の感情が自分の感情を通して感じられるような感覚みたいです。
ある時、オレの親父の不思議な話を酒を飲みながら話していました。
いつも行く店のカウンターで、オレが端っこで、旦那を真ん中にその人がオレと逆の端っこに座っていました。
その友達と出会う前にうちの親父は死んでいたし、親父の話をするのなんてその時初めてでした。
そして話が進むにつれ、オレと反対側にいるその人が、オレの顔を見て話を聞いているというより、オレの右の肩口、後ろを見ながら話を聞いているのに気がつきました。
旦那さんも何となくその目線が気になっていたようですが、そのまま話は続けました。
すると「坂PONのお父さんって細いよね。メガネかけてなかった? いっつも作業服みたいなのを着ていたような、、、そんなイメージがする、、、」
と突然言うのです。
親父は眼鏡をかけていたし、やせていて、造船会社にいたので作業服を着て働いていることが多かったのです。
オレからすると作業服のイメージはないんですが、仕事人間で、1年の半分も家にいなかった親父は、家族以外の仕事をしているところを知っている人にとっては作業服が正しいのは確かです。
すべて当たっています。
そしてさっきからの目線が気になったので
「オレの後ろに見えたの?」と聞くと
「ううん。見えないんだ。でもなんとなぁ〜くそんな感じがして」と言うのです。
「でも途中からオレの肩のあたり見てなかった?」というと
「うん。でもそこに見えるわけじゃないんだ。本当になんとなく。そういうイメージがした」と言うのです。
じゃあなんでオレの肩のあたりに視線がいくんだろ?(笑)
でも本当に見えるわけじゃないらしいです。
ぼーっとして話を聞いていないわけでもないけど、その間、イメージが浮かぶんだそうです。
イメージだけが信号のように彼女の中に入っていくんですかね?
人によっては視神経でその信号をとらえると実体化して見えて幽霊となる。
この人のように別の所で感じる人もいる。そしてオレのように何も感じない人もいる。。。。(笑)〜と感心(って言うのも辺だけど)しました。
