第50話 UFO(当たり前の話♪)

[不思議な話当たり前の話]もちょうど50話になって、だからという訳じゃないんですが、今回はちょっと最近思ってる事を書きます。
別に「50話だから節目を・・・」という訳ではなくて、これを書こうと思ったらたまたま50話だったのですが・・・・。

僕の中で長い事「あれは本当に起きた事だったのだろうか?」とわだかまっていた事が有りました。
まぁ確かに僕はそんな事が沢山あるのですが・・・・(笑)

17才の時の函館のUFOの事なんです。
と、言うのも他の事は何かから裏付けを取ろうにも取りようがない訳ですけど、
あの函館のUFO事件はどこかで裏付けが取れるような気がして仕方なかったんです。
しかも、僕は当時の北海道新聞でその記事を読んだ記憶があるからなおさらです。

ある人の紹介で、あるUFO研究所のサイトを知りました。
そこは、北海道で起きたUFO目撃事件を専門で調べている人のサイトです
(御本人の承諾が取れたらリンクに載せたいと思っています)

そこには1970年代から最近までの北海道でのUFO事件が非常に沢山載っています。
ほとんどUFO事件の宝庫とも言えるかも知れません(少なくとも北海道のUFO事件に関しては)
だったらさっさとURLを教えてくれって?(笑)
ご本人の承諾を頂いていないので、メールで「個人的に」ご紹介する分には問題ないと思いますが・・・・

さて、そのサイトで僕が見つけて驚いたのは [1974年砂原町事件] で、この砂原町事件というのは、
1974年の7月頃大沼公園や駒ケ岳の近くの砂原町という町で消防署員や新聞、雑誌の取材軍など多くの人々に謎の発光物体が3ヶ月ほどにも渡って目撃・撮影され続けた事件なのです。

僕の大沼公園のUFO事件は1974年の夏休みで、ちょうどこの砂原事件の時だった訳です。
そして、この砂原町というのは地図で確認する限りは大沼公園から20km前後北の町です。

更にこの砂原町で多くの人たちに目撃された謎の発光(飛行)物体というのは、
毎晩定時に東の海上に出現し、駒ヶ岳付近にさしかかると突然ターンして大沼公園や横津岳方面へ向かって約50秒間かけて飛行するのだそうです。

僕らが大沼公園の前夜に函館の立待ち岬から見えた謎の発光飛行物体は、函館山から北の方角の海上上空(つまり砂原町の方角です)で、興奮した僕らに夜釣りのおじさんが「おう、円盤だろう・・・?」と何事もなかったかのように足も止めずに通り過ぎて行ったのもこれで納得出来ました。

砂原町で1974年の夏に目撃証言が続いた謎の飛行物体が、大沼公園付近へ向かって飛行して消滅する事から考えても大沼公園の湖畔でテントを張っていた僕らが聞いた謎の音は確かにその謎の飛行物体であった可能性がかなり高くなりました。

また、後年UFOの目撃証言が多発するようになった、函館と室蘭の中間くらいに位置する八雲町では、
牧場の道路でUFOに遭遇した人物が数時間の記憶を失い、その事件以来情緒不安定となり、やがて交通事故で亡くなった
という事件もあるそうです。

この方がUFO遭遇の後に交通事故で亡くなったのは偶然かも知れません。
僕は今まで全く関係ない事柄だと信じていたけれど、実は僕もUFO遭遇事件の翌日に交通事故で札幌まで運ばれたのです。
いっしょに走っていた友人の話では「死んだ・・・」と思うほどの事故だったそうですが、
もちろん、全く偶然かも知れませんし、何か関係が有るのかも知れません。
そんな事誰にもわかりません。
(ただ、この八雲町の方の話を読んで「これってあまりにも似てる・・・」と思ってしまいましたが・・・)

旧ロシアでも基地内でUFO目撃騒ぎがあった朝、朝の4時に軍人が2人行方不明になり4時間後の8時に発見され、この2人はこの時の4時間の記憶が無いという事件があるそうです。
(この事件について詳しい方がいらっしゃったら是非ともお教え下さい。日本のテレビで放送された番組だそうです)

前出のUFOサイトを運営する方もご自分のサイトで書いていらっしゃいますが、UFOというのはあくまでも未確認飛行物体であって、仮にその目撃が事実だとしてもそれが地球外からの飛行物体だという確証が有るわけではない。
UFOの目撃が証言されても、本人の勘違いかも知れないし、何らかのウソかも知れない、見間違えや、自然現象、その他の理由をUFO目撃だと本人が信じ込んでしまっている可能性も高い。

それらは僕自身も当然の大前提だと信じています。
頭から否定もしないし、盲信もしない。
結局、「事実であった確率」がどれくらいか?と推測するしかないのだろうと思います。
(勿論、他の不思議な話も同様です・・・・)

そんな事を考えながら、更に沢山有るUFO遭遇事件を読み進めて行くと、これがまた有る有る有る・・・・(苦笑)

「僕が遭遇したUFO事件や失った4時間は何だったんだろう?」
この26年ほどずっと心のどこかにあったその疑問が、
「別にどうでも良い事だったんじゃないかな・・・・」と思えてきました(笑)

たまたま未確認飛行物体が(今となってはそれが何だったのかなんて誰にもわかりません)確かに僕らのテントを張った大沼公園の湖畔を飛行した可能性はかなり高い。
そして、きっと何らかの理由で僕が記憶を4時間失った。

僕にとってはやはり、UFOは本来の言葉の意味する単なる「未確認飛行物体」としてよりも、「人間が製作した飛行物体以外の飛行物体」としての意識の方が強いです。

ただしそれは地球外からの飛行物体なのか、時間軸を超えて飛来した飛行物体なのか、あるいはパラレル・ワールドやその他の僕らが今生活している次元以外から飛来した飛行物体なのかはわからないですし、仮に地球外からの飛行物体だとしても同じ種類とは限らないし、中には地球外から、中には時間軸を超えてやってきたものという風に混在してるとも思えます。
勿論、人工の飛行物体や鳥や自然現象その他の見間違いは除外したとしてもです。

そう思うと
「各種のUFOにこれだけ沢山の人が遭遇していて僕がその一人だとしてもそれが一体なんだと言うんだろう・・・・?」
と思えてきます。

つまりあれって単なる当たり前の事だったんじゃないか?って・・・・♪
「アラスカでオーロラを見たよ」とか
「目の前で交通事故を見ちゃった・・・」とかと同じように
(それよりはもう少し確率が低いけど)
誰でもが遭遇する事じゃないけど、たまたま僕は遭遇した事だったんじゃないか?って思えてきます。

そう考えてみると霊の事や、ヒーリングやタロットや・・・・
別に難しく考えずに、別に特別な事、特殊な事だなんて考えずに
「これって、たまたま自分が遭遇した事で誰にでも起こり得る事なんじゃないか?
(ちょっといろいろ起き過ぎだけど)」
って感じてくる。

それらの事(UFOも霊現象も前世やその他)は当たり前の事なんだという前提でものを見ると、
そこから更にもう一回り世界が広くって行くような気がする。

そして幸い、この「不思議な話や当たり前の話」を読んだ方からいろいろなメールを頂いたり、
他の不思議な話のBBS等でいろんな現象を聞いたりしてるうちに、
やっぱりこれらの事柄は「当たり前の話」なんだなぁと思えてくる。

ただ、まだこれらの事が当たり前の話と思えない人や(笑)
僕が体験してきた様々な体験を同様の体験をした他の方たちとシェアする意味も含めて
まだまだこの[ 不思議な話や当たり前の話 ]は続けて行くつもりです。

今回はUFOの話しで長くなりましたが、要するに1974年夏の大沼公園のUFO事件が自分の中でひとつすっきりして
「なぁんだ、あの時にやっぱり他の大勢の人たちも体験してるんだ♪」
「俺だけが特別だった訳じゃない♪(単に見た人達とはちょっと違うかも知れないけど)」と思えてきて
そうすると他の事もみんなそんな風に感じられるようになってきたという話です。

 

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