第75話 タイムトラベルとパラレル・ワールド
もう何年も更新していなかった不思議な話シリーズですが、やっと重い腰が上がりました。
標題の通り、タイムトラベルとパラレル・ワールドに関しての話題なんですが、
まずは、John Titorという人物について、僕なんかの説明よりも下記リンクや検索エンジンなどで目を通してみて下さい。
流星号に乗ったスーパージェッターのように(もう知ってる人って少ない??)John Titorは未来からタイムマシンに乗ってやってきたんですね。
そして2000年の秋にアメリカの掲示板で自分は2036年の未来からやってきましたと書き込みをするんですが、そりゃ当然ウソツキ呼ばわりされたり相手にされなかったり、真剣に討論になったり・・・・。
彼が掲示板でやり取りをしていた2000年当時もその後も、話題の中心は彼が偽物か本物か?とタイムトラベルは実現可能なのか?が主な話題で、数年前までは彼の予言が当たるかどうか?も結構話題になっていました。
ところがアメリカでの内戦も起きないし、北京オリンピックはとりあえず開催されたし、女性大統領の可能性もかなり低くなると、『未来から来たという男が残した予言』については誰も関心が無くなって来たようです。
でも、彼はあくまで未来からやって来たというだけであって、予言者ではないんですね。
未来が知りたくてJohnに興味を持った人は、本当はやはりジョセリーノとか新宿の母とか予言者とか占い師さんの言葉を捜すべきだと思うんです。
Johnが本物かどうか突き止めようとしている人は多分なんにでも疑いを持たなければ気が済まないかなり否定的な性格の人なのかも知れません。
(本物だと証明出来ないから偽者だという理論は通りやすいようですけど、偽者だという証拠が無いから本物かも知れないと言うと結構おめでたい人だと思われるようです)
Johnの発言で僕が一番興味を持ったのはパラレルワールドに関してなんです。
ドッペルゲンガー説では、もう一人の自分に会うとどちらかが死ぬとか両方が消滅すると言われていますが、僕にはどうもそれは腑に落ちないんです。
Back to The Futureなどに代表されるタイムトラベル物は、たいてい過去を操作すると未来(現在)の自分が大きく変ったりします。
若い頃のお母さんがお父さんと恋に落ちなかったら未来から持ってきた自分の写真が薄くなっていく・・・・ってアリかなぁ?・・・って思ってしまいます。
2000年のJohn Titorは、若い頃のお父さんやお母さんと3歳のJohn Titor(もう一人のJohn)と一緒に仮住まいをしています。
「3歳のJohnは、この世界のJohn Titorであって僕は平行する別な世界からやって来たJohn Titorなのだから、僕らが出会ったところでどちらかが消滅したり何かが起きるはずがない」とJohnは当然のように言います。
「未来から来た僕がこの世界で何かを変えたとしても、それはこの世界の未来が変化するだけで、僕が来た(居た)世界には何ら影響は起き得ないさ・・・」
Johnの言い分の方が僕にはすんなり理解出来るんです。
彼が言うにはどうやらこの考え方は2036年では天動説と地動説みたいに当たり前の考え方になっているようです。勿論、Johnが本当に2036年の未来からやって来た『本物』だとすれば・・・ですが。
そして、自分の予言が外れた時の言い訳としてパラレルワールド理論を使っているという人も多いみたいなんですが、Johnは予言者でもないし占い師でもないし手品師でも物理学者でも大学教授でもないわけで、勝手な理論をでっち上げて自分が『本物』である証明をしたところで一銭の得にもならないんです。
時をかける少女(僕が知ってるのはアニメ版じゃなくて原田知世版)では、やはり未来からタイムトラベルをしてやってきた一夫が、催眠術を使って『途中からやって来た人間』ではなくて幼馴染、実の息子だと周囲の人間に信じ込ませる。
ありゃ・・・それって大沼公園でUFOに遭遇した(らしい)後で、僕と馨の記憶に違いがあったのとも似てるかも・・・・
さて時代も21世紀に入った事だし、そろそろタイムトラベルで過去に戻って大統領を暗殺したら未来が変るとか、過去に戻ってSarah Connerを殺したらJohn Connerが生まれないという20世紀風タイムトラベル論理や19世紀風意味不明のドッペルゲンガー論(もう一人の自分に会うと死ぬ)も進展して欲しいのだと思っています。
